FC2ブログ

制 作 メ モ

藤 永 覚 耶 | 作品制作、展覧会、その周辺について

スポンサーサイト 

--/--/--
--. --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[edit]

CM: --
TB: --

page top

愛知県美術館 "ARCH"の展示へ向けて 

2013/04/06
Sat. 14:00

久々の更新。
4/26からの愛知県美術館の若手紹介の企画"ARCH"での個展のため、制作の追い込み。

ARCHの展示はコレクション展と同じ並びの展示室6(壁面11-7-6-7m、天井高6m)とガラス越しに自然光が入る高さ3m、幅2.5mの場所。
自然光が入る場所では、高さ2.5m程度の矩形のアクリルボックスに布を張り込んだ新作(BIWAKOビエンナーレの作品の縦長のようなイメージ)。
展示室6では、パネルの幅5m弱の新作がメインとなる。

今年に入ってからはほぼ、仕事かこの展示のための制作という日々。。。

ここ3年ほどは、点で描いた染料インクを溶かすという手法を用いてイメージ(図像)を作っている。
これは色彩とイメージにゆらぎを持たせるための方法。
ひとつの単位(部分)としての色彩、それらが集合して立ち現れる全体としての像、その間のゆらめきが僕の作品の特徴といえる。その、展示空間の中で距離や環境によって起こる認識の揺らぎを通し、平面イメージ(絵画)と鑑賞者が関係をつようなものでありたい。

作品のモチーフに関しては、昨年の京都の個展以降色々考えるところもあり、新しい試みも考えていたが、せっかくの広い空間での展示なので、中途半端なことをするよりこれまでに培ったことを掘り下げた展示構成にした。

特に、色彩性と溶かす行為に関しては、ここへきての色々な発見もあり、作品の幅は広がっているように思う。

アクリルのタテ2.5mの作品(実際には側面もあるので3m程度)は溶かすのに4時間という時間をかけた。
これは、なるべく意図的な操作をせずに、溶かす溶剤となるアルコールが自然に浸透していくのにかかる時間だ。
一度固定されたインクの点は、ゆっくりと溶かされながら、動きを与えられる。そして、その移動の痕跡を綿布に残す。その溶かされている時間も含んだものとして、イメージが立ち現れる。

溶かし 部分

とかし4


溶かしの最中 部分イメージ


"APMoA Project, ARCH Vol.6" KAKUYA FUJINAGA 空即是色
4/26〜6/23 愛知県美術館にてプーシキン美術館展と同時開催。

スポンサーサイト

[edit]

CM: 0
TB: 0

page top

2013-04

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。